【1.5倍以上の容量】梅干し漬ける容器と選び方【100均OK】

梅の博物館
梅の博物館

 梅ボーイズの梅博士(@umehakase)です。

 自宅で梅干しを作るときに一番失敗しやすいのが、容器の選び方だと思っています。

漬ける量と方法によって、最適な容器の選び方があります。

 僕が一番おすすめしているのは梅酒用の瓶ですが、手軽な方法ではタッパーやジップロックでも問題なく梅干しは作れます。

失敗しない容器の選び方

 ネット上では色々な説がありますが、なんでも大丈夫です。

100均のタッパーやガラス瓶どころか、ジップロックを使って梅干しを作成するのも問題なく可能です。


梅干し作りで僕が大事にしているポイントは、以下の3点です。

  • 密閉できる
  • 壊れづらい
  • 中が見やすい
  • 容量に余裕がある

密閉できる容器

 梅干しを漬ける際、一番注意しなくてはいけないのはカビです。

 梅干しは塩をかけることで水分を絞り出し、梅酢(塩が溶け込んだ梅のエキス)で梅の果実が完全に浸かることで塩分が奥まで浸透します。

 梅酢に触れている部分はカビが死滅するので梅干しにできるのですが、浸かっていない場所カビる可能性が高くなります。


 最初の数日、上の方の梅はどうしても梅酢に浸からない状態になってしまうため、「いかにカビを繁殖させないか」がカギになります。


そのため、容器は殺菌してできる限り密閉できるものを選ぶべきです。

梅を漬けて数日、梅から梅酢が分泌されて瓶にたまっている。梅が全体の半分くらい梅酢に浸かってる。
梅が半分くらい梅酢に使ってます。

壊れづらい容器

保存する期間が長い食品です。

 梅干しは一度つけてから完成まで、早くても数ヶ月かかります。

さらにもともと保存食ですので、腐ることもなく数年以上平気で放置することができます。

容器の中に入れている期間が非常に長いため、経年劣化の不安がある容器などで保存するのは避けた方が良いです。

中が見やすい容器

カビてないかすぐに確認できる容器が便利です。

 もちろんカビだけでなく、先ほど話した「梅酢がどのくらい出ているか」を確認するときも便利です。

 梅酢に使っていない範囲が多ければ多いほどカビる確率が上がるので、全ての実が梅酢に浸かるまでは毎日確認し、手で容器を傾けて梅酢に触れさせる必要があります。

  • どのくらい梅酢に浸かっているのか
  • 傾けたときにちゃんと梅酢に浸せているか
  • カビが発生していないか

この辺りを確認するためには、透明で中身が透けて見える容器だと便利です。

容量に余裕がある容器

最低でも重量の1.5倍の容量が必要です。

こちらは15リットルの容器に10キロの梅をつけた時の写真ですが、このようにパンッパンになります。

梅と塩が、樽にパンパンに入っている様子。

梅の実のサイズにもよりますが、梅干しを漬ける際は最低でも梅の重量の1.5倍は超えるサイズの容器を用意しなくては、入りきらない可能性が高いです。

 梅の実は液体のように隙間なく詰めることはできないので、最初はこんな感じになります。(水分が出て小さくなれば体積は減ります。)

重石や蓋をすることを考えると、
2倍程度の容量を買うと無難かと思います。

〜1kg未満、少量を漬ける100均の容器

 1kgよりも少ない場合は、瓶を用意しなくても大丈夫です。

梅の酸はプラスチックを溶かさないので、百均で手に入る容器でも問題なく作成できます。

タッパーやガラス瓶にジップロックなど、なんでも大丈夫です。

「この容器はダメ!」という条件はありません。

例外として、100均のタッパーやジップロックなど、密封してるはずなのに最初から穴が空いてしまっている場合も結構あるので、そういった場合は注意が必要です。

1kg〜少量だけ漬ける時は「梅酒の瓶」

 自宅で梅干しを漬ける時、一番おすすめなのは「梅酒の瓶」です。

梅博士が梅酒を漬けるのに使用している瓶

瓶のメリット

安くて手に入りやすい

 最大のメリットは「手に入れるのが簡単」ということでしょう。

この瓶は梅酒を作るのに使われるためか、ホームセンターどころかスーパーでも手に入ります。

もちろんAmazonでも手に入りやすいですし、圧倒的に安いです。

容量値段Amazonサイズ
3リットル814円こちら口径:11cm
16.3×25cm
4リットル
(5号)
662円こちら口径11cm
17cm×28cm
5リットル
(7号)
771円こちら口径11cm
18.2cm×31cm
8リットル
(10号)
882円こちら口径11cm
20.5cm×34cm
東洋佐々木ガラス 果実酒瓶 4000ml 日本製 5号 I-71804-R-A-JAN

 4リットルの瓶が一番安いです。これは梅酒を作る時に一番使いやすいサイズだからですが、今回は関係ないので割愛します。

1kgくらいの梅干しを作るなら、4リットルサイズの瓶がちょうど良いです。

左から2キロの梅を漬けている瓶、梅酒を漬けている瓶が2つ、2キロの梅を漬けている瓶です。

この画像では4リットルの瓶に2kgの梅を漬けているのですが、容量がギリギリで重石が入らなくなっています。

頑丈で壊れづらい

 梅干しは一度漬けたら数年間保存することができる、日本最強の保存食です。
瓶なら頑丈に密閉することができるので、数年間安置しても安心できます。

※「プラスチックは酸で溶けるからダメ」という情報をネットで見かけますが、梅酢はプラスチックを溶かさないのでこれは関係ありません。

中身が透けて見える

 梅干しを漬けるには、梅酢と呼ばれるエキスをたくさん分泌させる必要があります。

 梅が梅酢にしっかり使ってないと、梅干しがカビてダメになってしまう可能性があるからです。


「かめ」や「ホーロー容器」ではどこまで梅酢に使っているのか、梅酢がどのくらい出ているのかを上から確認するしかありませんが、瓶の場合は透明なので横から確認することができます。

梅を漬けて数日、梅から梅酢が分泌されて瓶にたまっている。梅が全体の半分くらい梅酢に浸かってる。
梅が半分くらい梅酢に使ってます。

瓶のデメリット

口が狭い

瓶は口が小さく、梅の出し入れが少し不便です。

ポケットティッシュが入らないサイズ

 梅は漬ける前に傷がついているとそこからカビてしまうので、瓶に入れる時もそっと入れなくてはいけません。

瓶の底に向かって放り込んでは梅が傷んでしまうので、瓶の中に手を入れて底にそっと置く必要があります。


 逆に、梅を取り出して天日干しする際も同様です。
瓶を傾けて取り出すわけにはいかないので、中に手を入れて少しずつ取り出していく必要があります。

3キロ〜大量に漬ける時は「トンボの漬物容器」

 こんな容器を見たことはないでしょうか?これは漬物専用の容器です。

トンボ製の漬物容器の画像
サイズ値段amazon
5号(5リットル)498円こちら
10号(10リットル)1307円こちら
15号(15リットル)450円こちら
20号(20リットル)973円こちら
30号(30リットル)1,318円こちら
40号(40リットル)1,990円こちら

漬物容器のメリット

漬けやすい

梅と塩が、樽にパンパンに入っている様子。

 これは漬物専用の容器なので、口が広くて作りやすいです。選び方でもお話ししましたが、容器は1.5倍から2倍程度の余裕を持たせる必要があります。

この漬物容器なら5キロから選ぶことができ、口も大きくて簡単に漬けることができます。

ホーロー容器のデメリット

大きすぎる

 この漬物容器は梅酒の瓶のように細長くありませんし、小さくても5キロの容量なので瓶よりも大型です。

 持ち運びは結構重たいです。(日常生活で梅干しの樽を移動させる機会なんて滅多にありませんが笑)。

 張り切って大量の梅をつけてしまうと、場所を移動させるときに非常に苦労します。

横から確認できない

 瓶は透明なので横から「梅酢どのくらい出たかな?」と確認できるのですが、この漬物容器は横から確認できません。

上から覗いたり傾けて、「このくらい傾けて梅酢が見えるってことは、半分くらいは梅酢に浸かってるな?」と想像するしかありません。

これは結構不安です。

 カビないか不安だし、ちゃんと梅酢に浸かってるか確認できないし不安です。

まとめ

梅干し作るの難しそう!

という情報をちらほら聞きますが、梅を塩漬けにするだけで梅干しになります。

僕は今まで梅干しを作ってきて一番感じたのは、「塩も容器も関係ないから、梅にコストをかけるべき」です。

当たり前の話なんですが、良い梅を使うのが一番美味しくなります。今年は梅ボーイズの「梅のわがまま聞いて」を使用して梅干しを作ろうかなと考えています。

梅ボーイズの梅干しを作っている梅を購入して自分流の作り方をすれば、研究も捗りそうな気がしている。

梅仕事の準備、その他の記事

道具選び方
好きなだけ梅の選び方
瓶・樽・
ジップロックなど
梅干しの2倍くらいの容量容器の選び方
粗塩梅の20%の量
(お好みの塩分でも可)
塩の選び方
赤シソ梅の10~20%くらいの量赤しその選び方
焼酎・
アルコール
消毒用なので100mm程度
ホワイトリカーはNG
消毒液の選び方
重石漬物石、
水重石、
無くても可能
重石の選び方
天日干しネット必要なだけ天日干しネットの選び方

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